MENU

携帯電話の手続き海外赴任中の携帯電話(大手キャリア)まとめ

海外赴任・海外留学が決まったとき、多くの人がまず考えるのが「今使っているドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの契約をどうするか」です。維持する場合の最安額と、各社の長期不在向け制度をまとめます。

アクティブ維持
最安プランに変更して契約を維持。通話・SMS・通信がそのまま使える代わりに月々数千円
保管・休止制度
電話番号だけ維持。月々数百円まで下がるが、その間は通話・通信・SMSが一切使えない
格安SIMへ乗り換え
MNP転出。月々数百円でSMS認証等は維持しつつ大手キャリアとの契約は完全終了

海外赴任中、今の携帯電話(大手キャリア)契約はどうする?

携帯電話の手続き

「保管・休止制度」は、月々数百円まで下がる一方でその間は通話・通信・SMSがすべて受信できず、SMS認証が必要な場面で使えません。実質的には選択肢から外し、「電話番号だけ維持しておきたい」場合に月々数百円かかる、という程度に留めて考えてください。海外赴任中もSMSを使いたいなら「アクティブ維持」(月々数千円)、費用を抑えたいなら次に紹介する格安SIM(寝かせSIM)への乗り換えが現実的です。

キャリアごとの月額維持料金まとめ

キャリアアクティブ維持の最安額
NTTドコモアクティブ回線として維持する場合の最安は「ドコモ mini」4GBプラン。基本料金2,750円(税込・割引なし)。dカード支払い割とドコモ光/home 5Gセット割を両方適用できれば880円まで下がるが、単身赴任で自宅回線を解約すればセット割は外れるため、実質的な最安ラインは2,530〜2,750円になりやすい。国際SMSは受信無料・送信50円/通。
au(KDDI)アクティブ回線として維持する場合の最安は「スマホミニプラン+ 5G/4G」の1GB以下、4,708円(税込・割引なし)。各種割引をフル適用できれば2,178円まで下がるが、単身赴任でセット割・家族割の条件を満たせないケースが多く、実質的にはドコモminiより割高になりやすい。
ソフトバンクアクティブ回線として維持する場合の最安は「ミニフィット2」の2GBまで、割引なしで5,258円(税込)程度。割引をフルに適用すれば3,058円まで下がるが、単身赴任者が家族割・光セット割の条件を満たすのは難しく、実質的には3社の中で最も割高になりやすい。
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」は3GBまで月額1,078円(税込・割引なし、段階制で自動調整)。契約期間の縛りなし。4社の中で最も安価にアクティブ維持できる。107の国・地域で月2GBまでデータ通信が無料。

アクティブ維持でも、格安SIM(寝かせSIM)への乗り換えに比べると割高です。次章の「もっと安くしたいなら(格安SIM)」をおすすめします。

NTTドコモ:アクティブ維持する場合はプラン変更・支払い方法の見直し(dカード設定)をオンラインで完了させておけば渡航後もMy docomoで確認可能。電話番号保管サービスを使う場合は予約不可なので、出国前に日本国内で申込みを済ませる必要がある。 MNP転出手数料は無料(Web手続きの場合)。格安SIM(寝かせSIM)へ番号ごと乗り換えれば、ドコモとの契約は完全になくなる(電話番号保管サービスとは異なり、番号自体がドコモから転出する)。

au(KDDI):一時休止の申込みはauショップ窓口でのみ可能(オンライン不可)。再開手続きも契約者本人が直接来店する必要があり代理人不可。海外から再開手続きはできないため、帰国後に店頭対応が必要になる。 MNP転出手数料は無料(Web手続きの場合)。格安SIMへ番号ごと転出すれば、au本体との契約は完全になくなる。一時休止中はMNP転出はできない。

ソフトバンク:予約申込み不可(申込んだ時点で全サービスが即座に停止)。保管中は氏名・住所変更等の一部情報変更を除き、解約・他社への転出(MNP転出)・端末修理を含むほぼすべての手続きができない(保管解除してから手続きする必要がある)。 MNP転出手数料は無料(Web手続きの場合)。ただし「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」の保管中はMNP転出手続き自体ができないため、格安SIMへ乗り換える場合は先に保管を解除する必要がある。

楽天モバイル:106カ国・地域で月2GBまでデータローミングが無料な点が他社と大きく異なる。SMS受信も含め渡航後もそのままの設定で使える可能性が高いが、「一定期間利用がないと利用停止・解約の可能性がある」注意書きがあるため長期間まったく使わない予定の場合は要注意。 MNP転出手数料は無料(Web手続きの場合)。格安SIMへ乗り換える場合、楽天モバイルとの契約は完全になくなる。他社のような保管専用の休止サービスがないため、番号だけ残して料金を最小化したい場合は「アクティブ回線のまま最安プランで維持する」か「MNPで完全に転出する」の2択になる。

2021年4月の総務省MNPガイドライン改正により、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルいずれもWeb手続きでのMNP転出手数料は無料(0円)。2019年の電気通信事業法改正以降、いわゆる「2年縛り」の高額な契約解除料は大手キャリアで撤廃済み、または上限1,100円(税込)に制限されている。格安SIMへ番号ごと乗り換えると大手キャリアとの契約自体は完全になくなる。一方、docomo電話番号保管サービス/au一時休止/ソフトバンクお預かりサービスを使う場合は、大手キャリアとの契約は形式上「保管中」として存続し、MNP転出はできない(保管・休止中は解約含む手続き不可と各社案内)。

もっと安くしたいなら(格安SIM)

「電話番号さえ変わらなければいい」「たまにSMS認証を受け取れればいい」というニーズであれば、povo2.0・HISモバイル・日本通信SIMのような格安SIM(寝かせSIM)への乗り換え(MNP転出)で、月々数百円まで維持費を抑えられます。MNP転出手数料は現在無料です。

格安SIMには、お昼や通勤時間帯など混雑時の通信速度の低下、初期設定やサポート体制の面での不安、LINEの年齢認証(ID検索)ができないといったデメリットもあります。ただ、海外にいる間はSMSだけ受け取れればよくできるだけ安くしたい、という用途であれば実用上ほとんど問題になりません。

格安SIM(寝かせSIM)の比較・選び方はこちら▼
「海外赴任中でも使える「格安SIM(寝かせSIM)」比較」

よくある質問

Q. 大手キャリアの契約をそのまま解約せず放置していたらどうなる?
A. 楽天モバイルは公式に「一定期間利用がないと利用停止・解約の可能性がある」と明記しています。ドコモ・au・ソフトバンクは、今回確認した公式ページの範囲では「放置」に関する明確な規定は見当たりませんでしたが、料金未払いによる強制解約のリスクは当然あります。

Q. 電話番号保管・一時休止を使えば、海外でSMS認証は受け取れる?
A. いいえ。3社とも保管中・休止中は通話・通信・SMSがすべて利用不可と明記されています。SMS認証が必要な場合は、アクティブなプランを維持するか、格安SIMへの乗り換えを検討してください。

Q. MNP(乗り換え)とは?
A. 今使っている電話番号をそのままに、契約会社だけを乗り換える手続きです。大手キャリアから格安SIMへ乗り換える場合も、事前に今のキャリアからMNP予約番号を発行し、乗り換え先の申込み時に入力するだけで番号は変わりません。

Q. 解約金はかかる?
A. 大手キャリアは近年、契約期間の縛りに伴う解約金をほぼ撤廃しています。MNP転出手数料も現在は無料です。ただし端末を分割払いで購入している場合、残債の一括請求が発生することがあるので契約内容を確認してください。

出典・更新履歴

出典:NTTドコモ 公式情報一次情報で確認済み

出典:au(KDDI) 公式情報一次情報で確認済み

出典:ソフトバンク 公式情報一次情報で確認済み

出典:楽天モバイル 公式情報一次情報で確認済み

このページの情報は2026-09-12時点の一次情報にもとづき、2026-10-01に生成されています。

料金プラン・制度は変更されることがあります。実際の手続き前には必ず各社の最新の公式情報をご確認ください。各社名・ロゴは各社の商標です。